マツブサ科、サネカズラ属
関東以西の日本と日本周辺アジア諸国自生の半常緑性つる性樹木
ご近所で珍しい実を見つけました❣
この写真ではよく分かりませんが、枝から茎が伸び垂れ下がってなっています。
建物の関係で全体像を写せないのが残念です。
雌雄異体又は同体で、夏に小さな白い花を咲かせ、冬に赤い実を実らせます。
サネ(実)が美しいカズラという意味だそうです。
昔武士が蔓に含まれる粘液を整髪料として使っていたので、美男葛とも言われています。
果実は集合果で、直径2~3㎝の球形です。
11月、12月頃に赤く熟します。
サネカズラ基本情報
基本情報 | |
学名 | Kadsura japonica |
科名 | マツブサ科 |
属名 | サネカズラ属 |
英名 | |
和名、別名 | 美男葛、ビンツケカズラ、トロロカズラ、 |
園芸分類 | 半常緑つる性木本 |
原産地 | 関東以西の日本、朝鮮半島南部、中国中南部、台湾 |
耐暑性、耐寒性 | 耐暑性:強い。耐寒性:弱い |
特徴 | 雌雄異体、まれに同体のもある。 |
サネカズラ詳細情報
詳細情報 | |
花期 | 7~8月 |
花色 | 白、クリーム色 |
葉の特徴 | 葉は互生。葉の形は様々で、長卵形、楕円形、長楕円形など。葉の幅は2~6cm。長さ5~13㎝ |
育てやすさ | 冬の寒さにさえ気をつければ、育てやすい。 関東以西なら地植え可能、他は植木鉢で移動させれば可。 |
特記事項 | 実は漢方薬としても使用されています。 |
美味しそうに見えますが、実は食べられません。
(毒ではないらしいですが)
垣根に這わせて育てたら素敵でしょうね❣